新年おめでとうございます。
シルバー人材センターの関係者の皆様におかれましては、お健やかに新春を
お迎えのこととお喜び申し上げます。また、旧年中は、当協会の事業運営につきまして格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨年を振り返ってみますと、2月の国会において、安倍首相が「高齢者の皆さんに多様な就業機会を提供するシルバー人材センターには、更にその機能を発揮してもらいます」と施政方針の中で述べられ、私どもは大きな期待を抱いて27年度を迎えました。
そして、4月からは、派遣により就業する機会を提供する事業として「高齢者
活用・現役世代雇用サポート事業」がスタートしたほか、10月には労働者派遣法の改正により、60歳以上の派遣労働者について、原則3年と定められていた限度が適用外になるなど、派遣事業に関する新たな仕組みが整備されてまいりました。
しかしながら、県下シルバー人材センターの平成27年度上半期の実績を見てみますと、会員数は前年をやや下回る45,375人、また、契約金額は、シルバー派遣事業が前年比で2割以上増えているものの、総額では86億3千万円と前年を若干上回る程度にとどまっており、引き続き、会員の拡大、就業機会の拡充といった課題に取り組む必要があります。
とはいえ、少子高齢化が進行する中で、「高齢者が高齢者を支える社会の到来」とも言われますように、シ
ルバー人材センターには、介護保険法改正に伴い市町が行う「生活支援サービス(新総合事業)」に対する取
り組みを始め、介護予防や子育て支援など、地域のニーズに的確に応えていくことが求められています。
従いまして、兵シ協と各拠点のシルバー人材センターとは、今後、ますます連携を深め、「自主・自立、共働・共助」の理念のもと、地域の発展に一層貢献できるよう努めるとともに、事業計画に重点項目として掲げている中長期計画の着実な推進や安全・適正就業の推進等について、積極的に取り組んでまいりたいと考え
ております。
最後に、本年が皆様にとりまして、明るく、活力と希望に満ちた幸多い年になりますことを心から祈念いた
しまして、新春のご挨拶といたします。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします
新年あけましておめでとうございます。
国内では急速な人口減少・少子高齢化、世界では地域紛争が激化する一方で、国境を超えた経済の一体化が進展しています。内外とも変化の激しい今、兵庫においても、新たな発展の枠組みが求められています。
昨秋、本県は、5年間の地域創生戦略を策定しました。今後50年で100万人以上の人口減少が見込まれます。少子化と高齢化も年々進行します。その中でも兵庫が活力を保ち、将来への希望を持てる地域を目指さねばなりません。それだけに、地域の多様な資源を最大限に活用して、ふるさと兵庫を愛する人々とともに、「安全安心で元気なふるさと兵庫」を創らねばなりません。
第一は、安全安心の確保。安全こそが県民生活と社会経済活動の基(もとい)です。ハード・ソフト両面から防災・減災対策を進め、危機に強い地域を創ります。また、医療、福祉の更なる充実により、安心して暮らし続けられる体制を整えます。
第二は、多彩な人材が活躍できる社会づくり。女性、若者、高齢者、障害者の一層の社会参加を促します。そのためにも、子育て環境の整備や、個性を伸ばす教育に努め、県民一人ひとりの自己実現を目指します。
第三は、活力あふれる地域づくり。科学技術基盤を活かした新産業の創出、大都市近郊を活かす農林水産業の確立など、産業の競争力強化に取り組みます。また、高速道路網の整備、広域観光圏の形成などにより、内外との交流の拡大につなげます。
未来は、私たちの手で変えられる。
そのため、戦略では、自然増や社会増対策を行うとともに、人口が減る中でも実質的な経済成長を実現するという目標を掲げました。地域、地域の持つ多様な資源を活かしつつ、兵庫としてのまとまりを発揮する「多様性と連携」を基本に、皆さんと共に挑みます。「兵庫創生」に向けて、さあスタートを切りましょう。
各地域 資源を活かし連携し めざすは兵庫の新しい展開
新年あけましておめでとうございます。
兵庫県シルバー人材センター協会並びに会員の皆様方におかれましては、心穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、労働行政の推進につきまして、平素から多大なるご理解とご協力をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。
さて、回復基調にある景気を反映し、県内の雇用情勢については、平成25年初めから緩やかに改善が続いており、昨年8月には、有効求人倍率が23年11ヶ月ぶりに1.00倍となるなど改善が進んでいます。
このような情勢の下、兵庫労働局におきましては、労働基準行政、職業安定行政、雇用均等行政及び職業能力開発行政の四行政が一体となり、若者、女性、高齢者、障害のある人等、全ての人々が職業生涯全般にわたって意欲と能力を十分に発揮し、安心して、安全に暮らすことのできる社会の実現に向け、広い意味で働き方の見直しと人材育成を通じ、賃金、労働時間、安全、健康、女性の活躍、ワークライフバランスなど様々な観点から魅力ある職場・働きやすい職場づくりを進めてまいります。
一方、わが国では、いわゆる団塊の世代(約660万人)に属するすべての人が65歳に到達し、経済社会の活力を維持するためには、社会の支え手を確保することが必要不可欠です。このような状況の中で、年齢にかかわりなく働く意欲のある高齢者が、経験を活かし活躍し続ける「生涯現役社会」の実現が喫緊の課題であり、高齢者の多様なニーズに応じ地域社会の日常生活に密着した就業機会の確保・提供を目的とするシルバー人材センター事業の役割は一層重要になるものと考えられます。
貴協会及び各センターにおかれましては、事業の推進にあたり、さらなる力を発揮されるものと期待しております。
最後になりますが、貴協会並びに会員の皆様方の益々のご発展、ご活躍と本年が明るい年となりますことを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
11月22日(日)・23日(月)の2日間,こうべデュオドーム/採光ドームで開催いたしました『シルバーフェスティバル 2015』が成功裏の内に無事終了致しました。
高齢化が急速に進むなかで、これまでに培ったスキルを存分に発揮し社会に貢献するシルバー人材センターで活躍する会員がこのフェスティバルを大いに盛り上げ、広く一般の方へのシルバー人材センターのイメージアップにつながる有意義なイベントとなりました。
ご参加及びご協力を頂きました皆様へ深く感謝いたします。
平成27年度シルバー人材センター事業推進大会は10月29日(木)午後1時、式典にふさわしい快晴の中、寺山副会長の開会宣言とともに、幕を開けました。
ホワイエでの即売展示では9センターのシルバーの皆様にご協力いただき、松方ホールの顕彰では、シルバー人材センターに携わり、活躍していただいている役員、会員の皆様の表彰式に始まり、事故ゼロ表彰、安全宣言に続き、事例発表では朝来市シルバー人材センターの中尾係長と会員の佐藤得夫様により、「ブームに乗った事業展開」について大変貴重なお話いただきました。
講演会では公益財団法人兵庫県健康財団から亀澤徹郎氏をお招きし、「ロコモティブシンドロームを予防する匠の「+10(プラステン)」」について身体に関する大変興味深いご講演をいただきました。
会場は約600名の来場者で埋め尽くされ、大変賑わいました。
11月14日(土)と11月15日(日)の2日間、淡路市SC、洲本市SC、南あわじ市SCで合同出展を行い、シルバー人材センター会員が手がけた自慢の作品の展示から農産物展示即売、淡路地区の各シルバー人材センターの活動紹介とPR活動を行いました。
今年度のシルバー派遣事業の状況については、国の「サポート事業」の影響もあり、昨年度と比べて大きく伸びております。(グラフ参照)
また、今年の9月30日に改正派遣法が施行され、シルバー派遣事業を取り巻く環境も大きく変化することが
予想されます。今回の派遣法の改正の中で、シルバー人材センターに大きく関係する部分については、以下の3点となります。これらについて、順に説明していきます。
①労働者派遣の期間制限の見直し ②キャリアアップ措置 ③労働契約申込みみなし制度 |
これまで派遣期間については、原則1年(最長3年)となっており、シルバー派遣事業についても同様の期間が適用されておりました。今回の改正により、派遣先の同一の事業所に対して派遣できる期間が原則3年、ただし、派遣先の事業所の過半数労働組合等からの意見を聴けば、3年を超えて派遣できることとなりました。
また、同一の派遣労働者を派遣先の同一の組織単位に対し、派遣できる期間は3年が限度となりました。しかし、60歳以上の派遣労働者を派遣する場合は例外として適用されないため、センターの会員については期間の制限なく派遣就業する
ことが可能となりました。
派遣元事業主は、雇用している派遣労働者のキャリアアップを図るため、「段階的かつ体系的な教育訓練」及び「希望者に対するキャリア・コンサルティング」を実施する義務があります。シルバー派遣事業についても例外ではなく、派遣会員の教育訓練を実施していかなければなりません。
派遣先が違法派遣を受け入れた場合、その時点で、派遣先が派遣労働者に対して、その派遣労働者の派遣元における労働条件と同一の労働条件を内容とする労働契約の申込みをしたものとみなされます。(派遣先が違法派遣に該当することを知らず、かつ、知らなかったことに過失がなかったときを除きます。)
例えば、請負により会員を就業している場合、その形態が偽装請負と判断されれば、強制的に契約日より発注先に雇用されていたものとみなされることとなりますので、センターはこれまで以上に適正な就業を実施する必要があります。
技能講習実施状況(10月末現在)
No. |
講 習 名 |
開 催 地 |
講 習 開 始 日 |
講 習 修 了 日 |
受 講 定 員 数 |
応 募 者 数 |
受 講 者 数 |
定 員 充 足 率 |
修 了 者 数 |
就 職 者 数 |
雇 用 就 職 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 警備スタッフ | 尼崎市 | 5月20日(水) | 5月29日(金) | 20 | 30 | 25 | 125% | 22 | 16 | 70.00% |
2 | マンション管理員養成 | 神戸市 | 5月22日(金) | 6月1日(月) | 25 | 51 | 27 | 108% | 26 | 20 | 76.90% |
3 | 警備スタッフ | 神戸市 | 6月4日(木) | 6月12日(金) | 20 | 29 | 22 | 110% | 19 | 13 | 61.90% |
4 | ホテルスタッフ | 神戸市 | 6月8日(月) | 6月16日(火) | 20 | 25 | 20 | 100% | 19 | 18 | 90.00% |
5 | マンション管理員養成 | 尼崎市 | 6月15日(月) | 6月23日(火) | 25 | 30 | 27 | 108% | 26 | 16 | 61.50% |
6 | マンション管理員養成 | 明石市 | 6月23日(火) | 7月2日(木) | 25 | 31 | 26 | 104% | 26 | 19 | 73.10% |
7 | 調理スタッフ | 神戸市 | 7月1日(水) | 7月10日(金) | 20 | 28 | 23 | 115% | 23 | 12 | 52.20% |
8 | 警備スタッフ | 姫路市 | 7月6日(月) | 7月14日(火) | 20 | 27 | 20 | 100% | 19 | 12 | 63.20% |
9 | 清掃スタッフ | 神戸市 | 7月6日(月) | 7月16日(木) | 20 | 28 | 20 | 100% | 18 | 12 | 66.70% |
10 | 調理スタッフ | 加西市 | 7月16日(木) | 7月29日(水) | 15 | 17 | 14 | 93% | 14 | 4 | 28.60% |
11 | 清掃スタッフ | 伊丹市 | 7月15日(水) | 7月29日(水) | 15 | 27 | 20 | 133% | 19 | 12 | 63.20% |
12 | マンション管理員養成 | 加古川市 | 7月16日(木) | 7月27日(月) | 25 | 27 | 26 | 104% | 24 | 10 | 45.80% |
13 | 警備スタッフ | 神戸市 | 8月4日(火) | 8月12日(水) | 20 | 26 | 23 | 115% | 19 | 14 | 70.00% |
14 | 清掃スタッフ | たつの市 | 8月24日(月) | 8月31日(月) | 15 | 15 | 11 | 73% | 10 | 6 | 54.60% |
15 | マンション管理員養成 | 伊丹市 | 8月27日(木) | 9月9日(水) | 25 | 33 | 27 | 108% | 26 | 20 | 74.10% |
16 | 清掃スタッフ養成 | 神戸市 | 9月1日(火) | 9月10日(木) | 20 | 25 | 19 | 95% | 15 | 12 | 66.70% |
17 | 調理スタッフ | 神戸市 | 9月2日(水) | 9月15日(火) | 20 | 35 | 25 | 125% | 25 | 11 | 44.00% |
18 | ホテルスタッフ | 洲本市 | 9月7日(月) | 9月14日(月) | 15 | 15 | 10 | 67% | 7 | 5 | 71.40% |
19 | 警備スタッフ | 相生市 | 9月7日(月) | 9月15日(火) | 15 | 16 | 13 | 87% | 9 | 5 | 44.40% |
20 | マンション管理員養成 | 神戸市 | 9月15日(火) | 9月28日(月) | 25 | 66 | 30 | 120% | 29 | 17 | 56.70% |
21 | 調理スタッフ | 尼崎市 | 9月16日(水) | 10月1日(木) | 20 | 20 | 20 | 100% | 19 | 8 | 40.00% |
22 | 調理スタッフ | 丹波市 | 10月1日(木) | 10月9日(金) | 15 | 15 | 14 | 93% | 13 | 6 | 38.50% |
23 | ホテルスタッフ | 神戸市 | 10月13日(火) | 10月20日(火) | 20 | 23 | 19 | 95% | 17 | 9 | 50.00% |
24 | 調理スタッフ | 宝塚市 | 10月14日(水) | 10月22日(木) | 20 | 22 | 18 | 90% | 17 | 2 | 11.80% |
25 | 警備スタッフ | 神戸市 | 10月16日(金) | 10月26日(月) | 20 | 28 | 21 | 100% | 15 | 3 | 20.00% |
26 | 清掃スタッフ | 豊岡市 | 9月28日(月) | 10月7日(水) | 15 | 13 | 13 | 87% | 12 | 7 | 46.20% |
27 | マンション管理員養成 | 姫路市 | 10月21日(水) | 10月29日(木) | 25 | 31 | 26 | 104% | 21 | 3 | 12.50% |
技能講習は計画の約70%が終了
○講習計画数:39回
○実施講習:27回(実施率69.2%)
○講習定員:780人
○受講者数:559人
○雇用就職者数:254人
○雇用就職率:50.9%
(平成27年10月末現在)
本社:東京都中央区/本店:西宮市
設立:昭和40年10月
従業員数:3,946名
東証1部上場/ビルの設備、警備、清掃を中心にした総合管理会社
日本管財株式会社
本店営業本部神戸支店
第2グループ長
課長 森川 泰広 様
●ご担当部署で高齢者を積極的に採用している職種は? | ⇒ | 清掃スタッフ、設備管理スタッフ |
●神戸支店第2グループの管轄エリアは? | ⇒ | 神戸市中央区(フラワーロード以西)~明石市 |
●管理する建物は? | ⇒ | 病院、オフィスビル、商業施設、工場等 |
●現場スタッフの人数は? | ⇒ | 清掃スタッフ約60名、設備管理スタッフ約50名 |
●現場スタッフの高齢者(60歳以上)の割合は? | ⇒ | 80%以上(平均年齢は、60歳くらい) |
●現場スタッフの男女比、年齢構成等は? | ⇒ | 清掃は大多数が女性、男性も在籍。設備管理は男性が主、70歳以上の人も在籍。80%以上が60歳以上の高齢者。 |
●高齢者を採用するメリットは? | ⇒ | 経験が豊富、技術、接遇マナーの心得がある。若手社員の良き先輩となる。 |
●高齢者を採用する際の着眼点は? | ⇒ | まず、元気で健康な人。接遇マナーの知識があり、挨拶ができる人。報告・連絡・相談を含むコミュニケーションが取れる人。設備スタッフであれば、電気・空調関係の知識がある人 |
●採用する際の年齢制限は? | ⇒ | 元気で健康であれば、60歳以上の人も採用(60歳以上は契約社員) |
●今後の人材採用について | ⇒ | 新規管理物件を積極的に開拓しており、現場スタッフが増々必要。シルバー人材センターに依頼している地域もあり、高齢者でも、元気な人であれば採用する。 |
技能講習実施状況(10月末現在)
No. |
講 習 名 |
開 催 地 |
講 習 開 始 日 |
講 習 修 了 日 |
講 習 日 数 |
受 講 定 員 数 |
応 募 者 数 |
受 講 者 数 |
定 員 充 足 率 |
修 了 者 数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 店舗スタッフ | 尼崎市 | 7月7日(火) | 7月17日(金) | 7 | 20 | 18 | 17 | 85% | 17 |
2 | ハウスクリーニング | 神戸市 | 7月13日(月) | 7月21日(火) | 5 | 20 | 32 | 30 | 150% | 28 |
3 | ハウスクリーニング | 福崎町 | 7月23日(木) | 7月29日(水) | 5 | 20 | 17 | 17 | 85% | 12 |
4 | ハウスクリーニング | 西宮市 | 7月28日(火) | 7月31日(金) | 4 | 20 | 22 | 18 | 90% | 18 |
5 | 介護補助 | 赤穂市 | 8月4日(火) | 8月13日(木) | 7 | 20 | 18 | 18 | 90% | 17 |
6 | 工場・倉庫内軽作業 | 尼崎市 | 8月20日(木) | 8月27日(木) | 6 | 20 | 13 | 12 | 60% | 9 |
7 | 介護補助 | 姫路市 | 8月21日(金) | 8月31日(月) | 7 | 20 | 26 | 23 | 115% | 17 |
8 | 調理補助 | 西脇市 | 8月31日(月) | 9月8日(火) | 7 | 20 | 13 | 13 | 65% | 13 |
9 | 工場・倉庫内軽作業 | 神戸市 | 9月2日(水) | 9月9日(水) | 6 | 20 | 35 | 25 | 125% | 24 |
10 | 送迎(介護)ドライバー | 豊岡市 | 9月7日(月) | 9月11日(金) | 5 | 20 | 22 | 20 | 100% | 20 |
11 | 介護補助 | 加古川市 | 9月11日(金) | 9月24日(木) | 7 | 20 | 17 | 17 | 85% | 15 |
12 | ハウスクリーニング | 相生市 | 9月14日(月) | 9月18日(金) | 5 | 20 | 23 | 21 | 105% | 17 |
13 | 介護補助 | 神戸市 | 9月18日(金) | 9月29日(火) | 7 | 20 | 23 | 22 | 110% | 20 |
14 | 子育て支援 | 明石市 | 9月24日(木) | 9月30日(水) | 6 | 20 | 16 | 16 | 80% | 7 |
15 | 工場・倉庫内軽作業 | 三田市 | 9月24日(木) | 10月1日(木) | 6 | 20 | 16 | 16 | 55% | 15 |
16 | 調理補助 | 川西市 | 10月6日(火) | 10月15日(木) | 7 | 20 | 17 | 17 | 85% | 7 |
17 | 送迎(介護)ドライバー | 神戸市 | 10月19日(月) | 10月23日(金) | 5 | 20 | 21 | 20 | 100% | 20 |
兵シ協では「安全はすべてに優先する」という認識のもと、今年度も「事故ゼロ運動」を強化して実施するなど、積極的に安全就業に対する意識の向上と事故防止を各センターに呼び掛けております。平成27年11月末における県下のシルバー人材センターの事故件数は、就業中の事故が9件、就業途上の事故が2件の合計11件です。昨年の同時期では20件だったため、半数ほどに減少しております。
今年度も、重篤事故ゼロを目指して、安全事業に取り組んでいましたが、5月に男性会員が剪定中に転落し、入院していた事故について、入院期間が6か月を超えたため、重篤事故と認定されました。誠に残念です。
各センターにおかれましては、年度末まで気を緩めることなく安全就業対策に取り組んでいただき、会員の皆様にもさまざまな機会において呼び掛けていただきたいと思います。
年度 | 就業中 | 就業途上 | 事故総数 | |||
件数 | うち重篤 | 件数 | うち重篤 | 件数 | うち重篤 | |
平成23年度 | 29 | 1 | 15 | 0 | 44 | 1 |
平成24年度 | 27 | 2 | 10 | 0 | 37 | 2 |
平成25年度 |
28 | 1 | 6 | 0 | 34 | 1 |
平成26年度 |
19 | 0 | 10 | 1 | 29 | 1 |
平成27年度 (11月末時点) |
5 | 0 | 1 | 1 | 11 | 1 |
兵シ協では、「事故ゼロ運動」の強化をはじめ、一層の安全就業対策に取り組んでおりますが、その一環として、本年度も「安全宣言」を作成しました。
平成27年10月29日に開催された平成27年度兵庫県シルバー人材センター事業推進大会において、兵シ協安全・適正就業推進委員会の藤原委員がこれを読み上げられ、各センターの皆様に御承認いただき、後日、各センターに送付しました。
現在は各センターの事務所において、見やすい所に掲示していただいているものと思います。これにより、各センターの職員並びに会員の皆様の安全対策に対する意識を更に高めていただき、安全就業に取り組んでいただきますようお願いします。
安全宣言 |
兵庫県のすべてのシルバー人材センターは、「安全はすべてに優先する」という原点に立ち返り、安全就業対策を最重要課題として再認識し、組織的に取り組むことをここに宣言する。 |
一.会員自らが事故から身を守るために必要な知識・技能を身につけ、絶えず自己啓発を行える環境を整備する。 |
一.会員の就業場所を巡回し、不安全行動を根絶する。 |
一.重大な事故に結び付く恐れのある作業は、センターの責任において受注しない。 |
平成二十七年十月二十九日 |
公益社団法人 兵庫県シルバー人材センター協会 |
兵庫県下 各シルバー人材センター |
兵シ協安全・適正就業推進委員会において、安全パトロールの第2弾として、10月と11月に美方郡広域SCと西脇・多可SCを訪問しました。
美方郡広域SCでは会員の就業現場を確認できましたが、西脇・多可SCでは、残念ながら雨天により就業現場を確認することができませんでした。しかし、兵シ協安全・適正就業推進委員とセンターの役職員、安全担当で行う安全会議を実施し、安全就業に対して積極的な意見交換が行われました。
どちらのセンターも十分な安全対策を取った上で就業されていますが、今後も十分に気を付けて就業していただきたいと思います。
平成27年度の新分野研修が全て終了致しました。本年度は県内7か所で研修を行い、「高齢者生活サポート
研修」が5か所と「子育て支援サポート研修」が2ヶ所と各地域のニーズに応じた研修を実施いたしました。
この研修を通じて広く一般の方へ、シルバー人材センターの業務への理解を深めて頂き、有意義な研修となりました。
ブロック | 開催地域 | 研修内容 | 研修期間 |
---|---|---|---|
阪神
|
神戸市 |
高齢者生活サポート研修 ・傾聴体験をしてみよう ・家事援助における清掃 |
8月25日~9月3日(4日間) 応募者26名 受講生23名 |
尼崎市 |
高齢者生活サポート ・健康づくり・健康体操 ・傾聴の大切さ ロールプレー体験 |
11月25日~30日(4日間) 応募者22名・受講者18名 |
|
芦屋市 |
高齢者生活サポート ・生前整理講座 ・健康寿命を伸ばすための食生活 |
8月31日~9月4日(4日間) 応募者24名・受講者21名 |
|
東播 | 明石市 |
子育て支援サポート研修 ・障害児の接し方・遊び方・悩みや相談 ・調理実習「野菜嫌いを克服する野菜料理」 |
11月4日~13日(7日間) 応募者22名・受講者21名 |
加西市 |
子育て支援サポート研修 ・子供の気持ちの受けとめ方 ・子供たちと遊ぶ布おもちゃ作り |
9月11日~17日(4日間) 応募者25名 受講生21名 |
|
西播 | 姫路市 |
高齢者生活サポート研修 ・生前整理 ・救急救命講座 |
12月2日~9日(4日間) 応募者37名・受講者31名 |
但丹 | 朝来市 |
高齢者生活サポート研修 ・家事援助における断捨離 ・車イスの介助について |
10月22日~11月12日(4日間) 応募者18名・受講者17名 |
11月半ば、三田市の幼稚園において「きらら」の製品の予約販売に参加させていただきました。昨年から引き続き予約販売させていただいている1園とあと2園は、今年から予約販売させていただけるようになった新規の園です。出来上がりの製品を来春、子供たちに届けるのが楽しみです。
県内のシルバー人材センターの女性会員が心を込めて手作りした袋物やエプロン(子供用)を販売しました。
昨年からシルバーフェスティバルに参加している「きらら」の目玉商品として、今年販売したかわいいエプロンは、2日目早々に完売しました。
フェスティバルでは、「きらら」に参加していただいている会員さんたちから手作りの魚をいただき、子供たちは魚釣りを楽しみました。
加古川市シルバー人材センターが運営する「たんぽぽ保育園」がシルバー人材センターで初めて認可を受け、地域の子育て支援のために始動しました。
空き家を利用してのオープンで、保育園勤務経験の長い園長を中心に会員が交代で0~2歳児の保育に当っており、家庭的な雰囲気づくりを心掛け、子育てや仕事の相談にも一役かっています。
平成27年9月に「国家戦略特別区域法」が改正され、国家戦略特区において、シルバー人材センターが週40時間の派遣就業を行うことが可能となりました。
兵庫県では、養父市シルバー人材センターが実施事業者として認定され、事業の実施に向けて検討を進めております。
兵庫県にある神子畑選鉱所(みこばたせんこうしょ)を見てから廃墟がマイブームになりました。今年は、愛媛県の別子銅山跡、和歌山県の友ヶ島に行きたい。
また、本年は十二支でいうところの申年。「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な三猿の世界遺産日光東照宮も観光したい。
「申(サル)」は「去る」を意味し、「悪いことが去る」「病が去る」など幸せを運ぶものとする説があります。申年がみなさんにとって良いお年になることを願っています。
発行日:平成28年1月1日 発行:公益社団法人兵庫県シルバー人材センター協会
事務局住所:650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通 5-7-18 TEL:078-371-8012
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